2010年08月08日

〜視覚障害者アスリート今井裕二さんとの出逢い〜パートC

とうとう試合当日がやってきました。

明石の陸上競技場で練習してから1週間・・・

記憶が正しければ神戸市の障害者スポーツ大会が先にあったように思います。

場所はユニバー記念競技場・・・

今井さんと総合運動公園の駅で待ち合わせしました・・・

初めての大会に出場。

今井さん自身も初めての1500mということで目標は5分30秒を切れたらいいな〜というぐらいでした。

自分のレースではなく、他人の目となって走る。

伴走者として初めてのレース

特に特別な緊張感はなく、どのようにレースを展開できるのかワクワクしていました。

それ以上に横にいる今井さんの緊張感がとても伝わってきて、なんとか安心させて、良い結果を出してあげれたら・・・

と強く思っていました。

まだその時は・・・

「〜してあげれたら」

という気持ちだったのは事実。

今思うと、「してあげる」ではなく、「一緒に走る」なのに・・・

始めのころは伴走と視覚障害者ランナーは別物ととらえていたように思います。


ウォーミングアップする場所もあまりなく気がつけばレースの時間でした。

色々な障害区分の人が一斉にスタート!!

号砲と共に私と今井さんは跳び出しました。

聴覚の選手はもっと速く、見た目も健常者と変わらないスピードでどんどん前を走っていました。

今、自分たちがどのぐらいの場所にいるのか・・・

前に何人・・・

後ろに何人・・・

抜かれそうなのか・・・

抜けそうなのか・・・

色々な情報を走りながら伝えていきます。

もちろんカーブや直線

また、どれぐらい走ったかの距離

本当に新鮮でした。

レース中に自分以外の選手のことを考えて走ること。

人の「目」になって走ること。

そしてゴールした後の達成感・・・

自然と出た「ありがとうございました。」

伴走者として走らせてもらえた。

そういう思いがこみ上げてきました。

今井さんからも

「ありがとう!!」

と言われたときは感動しました。

その時はこの先何レースも共に走り、800mの日本記録を出せるまでになるとは思ってもみませんでした。

その日の結果は5分18秒ぐらい・・・

その1週間後の兵庫県の大会では、5分05秒を切っていました。

パートDでは100mの試合に出たときの話をします^^

posted by T&F.net KOBE at 16:39| Comment(0) | 出会い
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。